魔法少女育成計画ACES感想
本編に関わるネタバレが多いので、ACESまで読み終わってからご覧ください。
QUEENSの予想も記載があるので、新刊をまっさらな気持ちで読みたい方にもおすすめしません。
続きを読む方はどうぞ
凄く丁寧に下地を作ってる(料理人)
いや、ここまでやられるとQUEENSが怖いですよ!今までの流れから言ってキャラクター紹介に載った方々は殆ど脱落しますから!プフレですら危ういですよこんなの!!(後述)
前回グリムハートというよりシャッフリンが暴れまわった結果、三賢人は一人で夥しい戦果を上げることがわかってしまいましたからね。
プク様の本格参戦でどんだけの血が流れるのか想像もつかないっていうのもあります。
しかし、残る戦闘可能な魔法少女があまりに少ない……。食い止められるのか?これ。
中身の話へ。
記憶抜かれただけでプフレの全能感がだだ下がりになっていやしませんか? チートの一言だった彼女が、今回は采配にキレがありません。どれだけいい手札を揃えても、護に辿り着けず、後手に回りすぎている気がしますね。裏で糸を引く立場から完全に矢面に立たされています。
嫌だー!脱落して欲しくない!せめて護と和解してくれ……。しかし(後述)
そして生き残りと戦闘するという死亡フラグを見事に拾い上げるみっちゃん先輩パナース!
今回は誰が悪役というものがなく推移した印象がありますね。小規模な三国志って感じを受けました。まあ今後QUEENSで世界大戦が勃発するのは避けがたいと思いますが。
魔法少女育成計画シリーズは、魔法少女試験、試験後の魔法少女、世界の魔法少女と魔法少女課、三賢人と章を重ねるごとにどんどんステップアップしてまして、こうして考えるとスノーホワイトと魔法の国を中心とした物語が佳境に入っていることがわかります。出会ってから一月も経たずに切ない別れを迎えるのか……。
私はついていけるだろうか、まほいくの無い世界のスピードに。
続編について1番気になるのはプフレの増援ですね。かなりの確率でクランテイルだと思いますが、みなさんはどう思われますか?
人事部門の内外でなく、つまり魔法の国で勤務していない魔法少女であり、デリュージを指揮下に加えるだけの知性があり、護の救援として足るだけの人物。ここで信頼の置けないフレデリカを使うのは恐らくない。テプセケメイは知性が不足している。
確信としては、ACESにおいて、護が寧々のことを平和な世界で生きて欲しいと願うシーンがあります。
ここから考えうる最悪の展開としては、ゲールの本意でない形でプフレがクランテイルを戦場に呼び戻し、彼女がプフレとゲールが原因で死んでしまうことです。庚江に振り回されてばかりの護が、唯一願った事は寧々に平和な世界で動物学者になってほしい事であり、ゲールがプフレと決定的な決別をするのはクランテイルを使い捨てられた時くらいしか考えられないと言う見解です。
ここまで書いて間違っていたら恥ずかしすぎますが、スノーホワイトの物語が佳境であると考えると、プフレとシャドウゲールの締めくくりの形として予想される展開としてはあり得るのでは無いかと思ってしまいます。
生き残りを再登場、死亡、そして誰もいなくなったとかいう展開は心に来過ぎますから予防線必至です。クラペチ考えるCPUをリオペチへ処理内容を変更する雑魚は私です。
嵐の前の静けさと言ってしまってはなんですが、そんな印象を受けるACESでした。
ではQUEENS発売のおり、またお会いしましょう。